晴れ時々走れ

マラソン、トライアスロン、人生について

小浜に行くなら民宿

去年に続いて、鯖街道ウルトラマラソンに出場しました。大人気の大会のため、全鯖は2日ほどで締め切り、半鯖にいたっては8分でソールドアウトでした。小浜までの宿泊ツアーもすぐに定員となってしまいましたので、友人と一緒に鉄道の旅をすることにしました。

 

大阪からJRの新快速に乗って出発。びわ湖の西岸を通り敦賀まで2時間、小浜線に乗り換えてさらに1時間。のんびりした車内の雰囲気が旅情をそそります。ただ、小浜駅にはIC用の改札口がありません。ICOKAなどで入場してやってきた人たちで駅員さんはてんてこまい。行列ができてしまいましたので、鉄道を利用する方は切符を購入するよう気をつけてください。

 

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さて、今回、泊まった民宿は小浜の西小川地区というところにあります。ここは小浜市街から車で15分ほど。リアス式海岸にへばりつくようにある小さな集落で、峠を越えていかなければいけません。

 

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この陸の孤島のような雰囲気がなんとも言えないくらい良いんです。山と海に囲まれて隠れ里のような感じです。この時点で、ホテルではなくて民宿を選んで良かったと思いました。ちなみに、宿の方には送迎までして頂きました。翌朝は5時半に出発するという我が儘も聞いて下さり、本当にありがとうございました。

 

到着して、周辺を探索。と言っても、10分もしないうちに一周してしまいます。十数件のお宅があり、70人くらいが暮らしているようです。ほとんどのお宅が民宿を営んでいて、どこも良さそうな雰囲気です。歩いていると子どもが、「こんにちは」と挨拶してくれました。

 

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悪天候だったのが残念ですがそれはそれで情緒があります。今回の一押しショットは、パチスロ宣伝用旗を再利用した漁業用の浮き。巨匠、宮下あきら先生の男気が日本海の荒波にぴったりで、明日のレースへ向けて奮い立たせてくれました。

 

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さて、民宿の楽しみといえば何よりも夕食。それはそれは豪勢でした。机いっぱいに魚介類が並びます。刺身は鯛やぶり、まぐろ、いか、サーモン。この地域では近年、トラウトサーモンの養殖を始めているそうです。地元産かどうか分かりませんが脂が乗っていて美味しかったです。

 

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越前ガニ、サバの焼き物、イカの酢味噌和え、海鮮鍋に加えて、なぜかホタテまでありました。ホタテは要らないのではと思うくらい、食べきれないほどの贅沢な魚介祭りでした。

 

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これに加えてナスとエビの天ぷらが運ばれてきます。とてもジューシーでこれだけでもメインのおかずのような存在でした。そして、極めつけが白米です。あまりにツヤツヤで美しく、口の中に入れるとその瞬間に幸せが広がりました。地元福井産のコシヒカリだそうです。魚介系の料理が売りなのは想像していましたが、お米の美味しさは予想外でした。思わず3杯もおかわりしましたよ。

 

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小浜には日本海沿いの入り組んだ海岸線にこうした集落があり、多くの地域で民宿があります。鯖街道ウルトラマラソンに出場する方々には断然、民宿をおすすめしたいと思いますし、来年もぜひ来ようと思いました。なお、毎年2月1日がエントリー開始です。興味を持った方々は忘れないようチェックしておいて下さい。

 

ちなみに、去年の記事はこちらです。

harehashire.hatenablog.jp

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