晴れ時々走れ

マラソン、トライアスロン、人生について

2017-01-01から1年間の記事一覧

煩悩払拭スイム

2017年も最後の日を迎えました。 今日で仕事納め。今年も課題である弱点を克服できず、もがき苦しむ一年でした。「終わり良ければ全て良し」ですが、「終わり悪くて最後も締まらない」鬱屈した一年でした。 そうした気持ちを洗い流そうと、クリスマスイブの…

ランナーのための肉離れ体験記4

前回はこちら。 harehashire.hatenablog.jp 大阪マラソン後の肉離れの経過を書きます。 覚悟していましたが、レース後は痛みがどんどん酷くなり、歩くのもままならず、一週間は1mも走れない状況が続きました。ハムストリングの肉離れ患部以外で内出血が激し…

ランナーのための肉離れ体験記3

前回はこちら。 harehashire.hatenablog.jp 良い子はマネしちゃいけない、肉離れだけど走ってみようシリーズ第2弾、大阪マラソン2017のリポートです。 右脚の太ももの裏をビリっと肉離れをやってしまってから二週間。そして、10kmちょいしか走れなかった神戸…

ランナーのための肉離れ体験記2

前回はこちら。 harehashire.hatenablog.jp 神戸マラソン一週間前に右脚のハムストリングを肉離れしてしまい、今後のレースプラン、つまり神戸、大阪、NAHAの3連戦に出場するかどうかを考える必要に迫られました。 脚の状態を考えれば、神戸は回避。翌週の大…

ランナーのための肉離れ体験記1

さて、久々の投稿ですが、現在、走れない状態です。 右脚の太ももの裏側、ハムストリングスを痛めて、絶賛、リハビリ中です。 走れなくなって初めて、当たり前に走れることの有り難さを噛みしめています。 せめて、ここに至るまでの愚行とその結果が、他のラ…

大阪おすすめラン②大阪マラソン聴きたい曲 SHINGO★西成さん

先日、西成を走ってきました。西成区は全体が大阪マラソンのコースになっていますが、釜ヶ崎は特に訪れて欲しい場所です。 まず、出迎えてくれるのが、燦然と輝く大きな看板。 日々の道行く人たちに「負けない」とプロパガンダを発しているのが西成出身のア…

大阪おすすめラン① 1衝撃の10円自販機

今日も雨です。今年の10月は雨季かと思うほど雨が降り続いています。 気がつけば大阪城公園ではイチョウの葉が色づき始め、ギンナンの実がそこかしこで潰れています。大阪マラソンまで一か月を切りました。ザッザッザッとランナーのみなさんの足音が日に日に…

釜石へ④震災とトライアスロン

釜石はまゆり国際トライアスロンは三陸の風土と触れ合える素晴らしいコース設定です。そして、レースに臨む者は必ず、震災について考えさせられます。 根浜の砂浜に立つ。目の前に広がる海。この日は台風の影響でまだ波が高く、うねりを伴っている。三陸の潮…

釜石へ③はまゆりトライアスロン

釜石はまゆり国際トライアスロン大会が東日本大震災で中止になってから6年。今年、9月2日(日)、完全復活を果たしました。 震災が起きた当時、私は札幌に住んでいました。震災後の2011年から2013年にかけて仕事の関係で何度か釜石の市街地の北にある鵜住居…

釜石へ②「関西と東北」

トライアスロンやマラソンを趣味にしていて良かったと思えるのは、大会参加をきっかけに、時間や空間をひょいと乗り越えて移動できること。そして、普段なかなか行けないところ、行かないところに行くことができることです。日常の延長線上でなく、定番の観…

釜石へ①「人生は生モン」

もう三週間も前になる東北旅行記を書きます。一泊二日で滞在時間は24時間に満たない弾丸旅行でしたが充実した旅でした。 9月2日(土)まだまだ陽射しは強く暑い大阪。三陸海岸、釜石へ向かいました。翌日にあるトライアスロン大会に参加するためです。 実は…

ついに30秒切れず

水泳部のOB•OG戦に参加して久しぶりに50Frと100Frを泳いだ。飛び込み台からのスタートは数年ぶり。ゴーグルが外れたらどうしようと心配しましたが、意外と美しく入水。身体は覚えているものですね。 ジュボッという小気味良い音とともに水に包まれる。指先か…

グルービー河内音頭

昼はほぼ猛暑日、そして、夜は一ヶ月連続で熱帯夜が続いている大阪。夜の帳が降りても、重怠く澱んだドブ川のような空気が肌にまとわりつきます。その生暖かい空気をひたすらにかき回しながら、汗をいっぱいにかいて湿気と熱気を上昇させる伝統行事、盆踊り…

やり抜く価値

久しぶりに後輩たちの水球の試合を観にプールへ行った。卒業してあっという間に過ぎた17年だが、気持ちの上ではまだ数年上の先輩くらいに感じる。良く言えば今も若々しい気持ちを保っていて、悪く言えば幼く成長していない。 後輩たちのチームは自分たちの代…

七夕の願い

七夕です。願い事は一つ。 トライアスロンのレース中に事故に遭った友人が回復して目覚めてくれることです。何を感じているのか、考えることはできるのか、想像するだけで苦しくなります。 災害や事故は突然やってきます。まるで、今の平穏を嘲笑うように私…

大阪城トライアスロン「お堀でスイム」

梅雨真っ盛りの曇天のなか、いざ、全国から武者が集う‘大阪’夏の陣へ。6月25日、第1回大阪城トライアスロン、スタンダードの部(オリンピックディスタンス)に出場しました。 キャッチフレーズは世界初のお堀で泳ぐ大会。個人的にも当然、初体験で心踊らせな…

いよいよ大阪城トライアスロン

いよいよ明日に迫った大阪城トライアスロン。大阪城のお堀で泳ぐことは世間的にも結構な関心を呼ぶみたいで、職場の同僚ともトライアスロンの話題になる。 同僚「出場するのにどのくらいかかるん?」 私「(控えめに)2万円くらいかな」 同僚「高っ!」 私「…

鯖街道ウルトラマラソン2017④レース後半

古来、人々は旅人に優しく接してくれます。イスラム教ではそうした教えが明確にあるし、古今東西どこでも旅人は大事にされてきました。そして、鯖街道ウルトラマラソンでも選手たちは旅人のようにもてなされます。 公式のエイドステーションだけではありませ…

鯖街道ウルトラマラソン2017③レース前半

レースから10日以上が経過しました。ですが、まだ、内臓のダメージが抜けません。炎天下のレースでボディブローをくらい続けた胃袋は未だやる気も元気がなく、ビールを飲んでも食事をしても美味しく感じられない残念な状態が続いています。 さて、今年の鯖街…

鯖街道ウルトラマラソン2017②装備編

小浜から京都までを繋ぐ鯖街道ウルトラマラソン。シューズに悩む場合は断然、トレランシューズをお勧めします。 77kmのうちおよそ75%が舗装路で残りの25%がトレイルです。ここで「4分の3は舗装路」と考えると判断は間違えます。時間にすると半分近くが山の中…

鯖街道ウルトラマラソン2017①前日編

「京は遠ても十八里」。 この言葉を小浜ではよく目にします。どう解釈したら良いか分かりませんが「京都は遠いと言ってもせいぜい十八里(72km)だからグダグダ言わずしっかり鯖を運びなはれ」といった感じでしょうか?ただ、実際の行程は街道と言いながら800m…

久米島トライアスロン2017⑥7つのメリット

今回、久米島トライアスロンについて魅力を語ってきましたが、それは偏に知名度がないけれど素晴らしい久米島トライアスロンを知ってもらいたいという思いからです。 久米島トライアスロンはまだ3回目の新しい大会です。過去2回は2月や3月の開催で日本一早い…

久米島トライアスロン2017⑤食事編

一人で行動していると食事場所に悩みます。居酒屋の喧騒は一人客にとっては落ち着かず、それでいて久米島ならではのものを食べたい。そうしたなか意外と良いのが、喫茶店タイプの小さなお店です。 レース前日に晩ご飯を食べようとブラブラしていたらm's cafe…

久米島トライアスロン2017④お土産編

旅先で出会って購入したモノを思わず重宝して使い続けることがあります。今から10年くらい前に久米島ウミガメ館で買ったTシャツもそうです。可愛らしいウミガメが前に「だっこ」、後ろに「おんぶ」という文字とともに書いてありました。何の気なしに買ったの…

久米島トライアスロン2017③二升の泡盛

地域のマラソン大会やトライアスロン大会では、ビックリな参加賞や完走賞、入賞者の副賞があります。そのなかでも、久米島トライアスロンの副賞は凄かったです。なんと久米仙の一升瓶。しかも2本ですよ! これまでのレースで頂いたものと比べると、別海パイ…

久米島トライアスロン2017②タフなコースはお好き?

第3回久米島トライアスロンに参加しました。距離はスイム2km、バイク47km、ラン20kmでやや変則的なミドルディスタンスです。 これまで各地の大会に出場してきましたが、それらに比べても、かなり見どころ走りどころ満載のコースでした。それでいて、なかなか…

久米島トライアスロン2017①嵐のなか移動

久米島にやってきました。 先月の宮古島トライアスロンに仕事の都合で出られなかったので、そのエネルギーをぶつける場所として久米島トライアスロンに出場することにしました。 旅行の出発はいつも気持ちが晴れ晴れとせず、梅雨どきの天気のようにぐずつき…

【本庄ハーフマラソン】雨、桜、再会

桜がきれいな写真に惹かれて、第21回本庄早稲田の杜クロスカントリー&ハーフマラソンのハーフの部にエントリーしました。ところが、当日はまさかの春の嵐。風が吹き荒れて、桜吹雪が舞い、地面には散った花びらがびちゃびちゃになって貼り付いていました。 …

山と狩猟採集とラテン気質

先週の日曜日、今年初めて、友人と六甲山に登ってきました。宝塚からスタートしてトレイルの道を登り、六甲山頂を経由して丁字ヶ辻で折り返すコースで、往復35kmくらい。山に入ると生き返った心地がします。緑が目を潤して、森の空気に心がリラックスするか…

【姫路城マラソン】久々に歩いたよ

今シーズン5本目のレース、第3回世界遺産姫路城マラソンに出場しました。例年、東京マラソンと同日開催で、東京マラソン落選の滑り止めとして申し込む方も少なからずいると思います。ただ、東京マラソンとは違った味わいがある素敵な大会です。洗練、整然と…