晴れ時々走れ

マラソン、トライアスロン、人生について

久米島トライアスロン2017⑥7つのメリット

今回、久米島トライアスロンについて魅力を語ってきましたが、それは偏に知名度がないけれど素晴らしい久米島トライアスロンを知ってもらいたいという思いからです。

 

久米島トライアスロンはまだ3回目の新しい大会です。過去2回は2月や3月の開催で日本一早い大会を売りにしていましたが、さすがの久米島もこの時期は寒く、なおかつ天気も悪く、選手にとっては厳しいコンディションだったようです(多くのトライアスリートは暑いレースが好きですね。マラソンランナーが寒いコンディションを好むのに対して)。

 

そこで、今年から5月開催となりました。梅雨時期ですが、沖縄の梅雨は晴れるときも多いので好天に恵まれる可能性も十分あります。ところが、5月開催によって逆に参加人数が減ってしまいました。要因は様々です。

 

シーズン開幕を告げる大会ではないこと。横浜トライアスロンと同日だったこと。宮古島や石垣トライアスロン後の大会で選手たちの参加モチベーションが低かったこと。また、第1回と第2回大会の天候があまりに悪く選手たちの満足度が低くなってしまいリピーターが少なかったことも大きな原因です。

 

スポーツイベントでリピーターは重要です。安定した人気を誇る大会はリピーターが多くいます。熱心なリピーターがクチコミで大会の宣伝をしてくれ、友人や知り合いなど新たな客を呼び込んでくれます。絶大な人気を誇る宮古島トライアスロンや伊是名トライアスロンは多くのリピーターに支えられています。

それらの大会に比べて、久米島トライアスロンはロケーションやホスピタリティなど全く引けを取らない充実した大会です。それなのに140人くらいしか出場していないのはあまりに勿体無く思えます。

 

トライアスロンのような複数種目を広いエリアで実施する大会は運営コストがかかります。エントリー料金だけで賄えるわけはなく、自治体、協賛企業、地元の方々の協力と理解が欠かせません。いくら充実した大会でも選手が少なければ運営が立ちゆかなくなります。もし、選手が集まらなければ主催団体は考えを変えるかもしれません。慈善事業ではないので。

 

そこで、何とかして参加人数を増やして持続可能な大会になればと勝手に思うわけです。このまま世間に知られぬまま大会が続かなくなったら、選手にとって大きな損失です。

ということで、久米島トライアスロンが持つ魅力を挙げていきます!

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1.数少ないミドル大会

国内のトライアスロン大会の多くはオリンピックディスタンスです。そして、五島や佐渡、皆生など長い伝統と人気を誇るロングディスタンスの大会があります。そうしたなか意外と少ないのがミドルディスタンスの大会です。伊是名や徳之島、宮島などしかありません。オリンピックディスタンスに物足りなさを感じつつも、ロングディスタンスにはまだ条件が合わない人には最適な大会です。

 

2.見事なロケーション

久米島の海と山と文化を満喫できるコース設計は見事です。なかなかタフなコースですが、その分、大きな達成感が約束されます。詳しくはこちらのエントリーもどうぞ。

 

 

harehashire.hatenablog.jp

 

 

2.制限時間の長さ  

島で開催する大会は交通規制がし易く、制限時間を長くとれます。久米島トライアスロンの制限時間は7時間半。諦めずに前に進んでいれば必ずフィニッシュできます。年配アスリートの姿が多く見られました。なかには70歳を超える方も!

 

3.アクセスの良さ

久米島は沖縄の離島ですが、那覇から一日7便くらいRACJTAの飛行機が出ています。また、大会受付と競技説明会を土曜夜にも行なっています。ですので、忙しいビジネスマンも一泊二日の日程で本土から参加することが可能です。時間に余裕のある方はフェリーで移動するのも良いです。詳しくはこちらのエントリーもどうぞ。

 

harehashire.hatenablog.jp

 

 

4.宿泊費

つづいて、宿泊費の安さを挙げます。石垣島宮古島のリゾートホテルは大会期間中はそれなりの価格になります。一方で、久米島のリゾートホテルはお手頃な価格帯です。もちろん、民宿や普通のホテルもあります。

 

5.豪華副賞

久米島一の企業、久米仙酒造の泡盛を始め、たくさんの協賛品が商品が用意されています。クルマエビ海洋深層水を使った女性向け化粧品なども用意されています。タイヤやボトルなど自転車用品もあります。

年代別、リレーの部門ごとでも表彰されますので、本当に多くの副賞が用意されています。

ちなみに私は久米仙の一升瓶の二本セットをもらいました。大きめのカバンで島を訪れることをオススメします。詳しくはこちらのエントリーもどうぞ。

 

harehashire.hatenablog.jp

 

 

6.デジタルデトックス

せっかく久米島に来たなら、デジタルデトックスをするのも良いかもしれません。スマホを極力、使わずに過ごして自然のリズムを回復させます。晴れた夜は星空もきれいです。スマホの灯りではなく星明かりを見つめて過ごします。

 
7.人々との触れ合い

参加人数が少ないので選手同士の交流も生まれやすいです。レースで争った方々、宿で一緒になった方々と自然に会話が生まれます。また、アットホームな島ですので島の人たちと触れ合いもあります。アフターパーティでは若人が島唄を披露してくれて、この演奏が本当に身に染みて良かったです。ちなみにアフターパーティは別料金ですが、オリオンと久米仙飲み放題です。

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ということで、久米島トライアスロンへの恩返しの気持ちもこめてお伝えしました。関係者のみなさま、来年も開催することを願っております。

 


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