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晴れ時々走れ

マラソン、トライアスロン、人生について

久米島トライアスロン2017②タフなコースはお好き?

第3回久米島トライアスロンに参加しました。距離はスイム2km、バイク47km、ラン20kmでやや変則的なミドルディスタンスです。

これまで各地の大会に出場してきましたが、それらに比べても、かなり見どころ走りどころ満載のコースでした。それでいて、なかなかにタフな設定で、身体を苛めることが好きなトライアスリートの皆さんにとっては満足度120%だと思います。そんな久米島トライアスロンのコースを紹介します。

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▼スイム

イーフビーチという久米島を代表する美しいビーチで泳ぎます。イーフビーチとは久米島の言葉で「白い砂浜」という意味だそうです。宮沢賢治イーハトーブにも何だか語感が似ていてどこか理想郷を感じさせます。

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波や潮は意外とありましたが、遠浅で透明度も高いのでスイム初心者の方も安心して泳げると思います。普通に魚が泳いでいる様子が見られ、水中観察も楽しいです。

町長のお話によりますと、近くでオープンウォーター(遠泳)の大会を開催したときはウミガメの姿も見られたそうです。あと、特筆すべきはウエットスーツ着用義務ではないこと!自分にとってこんな素敵なコースはありません。

 

▼バイク

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イーフビーチホテルを出発してコース序盤は久米島のフクギストリートを走ります。フクギは台風の暴風を防ぐために植えられ、道路を挟んで壁のようになっています。緑に囲まれた道路を駆け抜ける爽快感は何とも言えません。

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「目には青葉」と言いますが、この時期の緑は本当に美しく感じます。フクギの他にも緑がいっぱい溢れていて郵便ポストとのコントラストが鮮やかでした。

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こちらは中央分離帯に並ぶフクギ。真謝のチュラフクギというそうです。真っ直ぐに立つフクギはどこか武士のような凛とした佇まいを感じさせます。

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レース中は見る余裕がありませんでしたが、フクギ並木の奥には伝統的な沖縄の古民家が並んでいます。一瞬、琉球王朝時代にタイムスリップしたかのようにも感じます。一般のお宅の写真を載せるのは憚られますので、観光施設となっている中原家住宅を紹介します。こうした古民家や、琉球モダニズム的なデザインのお宅が並んでいて建築好きにはたまりません。

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さて、久米島は平坦な島のイメージがありましたが、実はかなり起伏のある島です。フクギストリートを超えると「てぃーだ橋」が現れます。

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可愛らしい響きの名前と裏腹に、その姿はなかなかに雄大です。勾配はそれほどきつくはありませんが、ひたすら登り坂が続きます。f:id:harehashire:20170515031439j:image

 

下を眺めるとこんな感じです。遠くに、はての浜も望めます。ちなみに、ここでまだ中間点くらい。

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バイクコースは3周回するので、当たり前ですが3回も登れます。47kmの距離で獲得標高は800m以上だそうです。煙と同じで高いところが好きな私などは、もう嬉しくなってしまいます。

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さらに、高原の牧草地帯をアップダウンを細かく繰り返ししながら走るのですが、これが素晴らしい景色でした。牧草ロールがあり、さながら北海道のようでした。

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▼ラン

再びイーフビーチホテルに戻って、海岸線沿いの綺麗な舗装路を走っていきます。ヤシの木が並び、遠くに水平線が見え、ウエストコーストミュージックを聴きながら車でドライブしたらきっと最高なシチュエーションです。

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海からの風も心地よく走ってももちろん気持ち良いです。ただ、この平坦なコースだけで終わらず、折り返し地点に二段階の激坂を用意してくれています。脚が止まりそうになります。2周回しますので、もれなく2回味わえます。

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実は前回より激坂が一つ減ったそうです。その代わりに牛舎の側を通る迂回路が設定されました。牛さんたちの姿を見てほのぼのとした気持ちになって良かったです。

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久米島トライアスロンはタフなコース満載ですが、励みになるのが島の子供達の応援です。しっかり冷えたスポンジと水を一生懸命に渡してくれます。大人のボランティアの方々にも当然、感謝の気持ちでいっぱいですが、子供達が与えてくれる力は格別に大きいですね。

 

久米島の素晴らしい自然や文化を満喫できる厳しいコースと、島の人たちの優しい応援。少しでも、この感覚が伝わると嬉しいなあ。

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