晴れ時々走れ

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別大マラソン2020 今年の大会レベルは?

毎年恒例となりましたが、今年の別大マラソン参加者全体の成績を振り返ります。

 

2020年の別府大分毎日マラソンは朝から快晴。風は弱く、日差しがあり、穏やかな気候でスタート時の気温は13度。走りやすいコンディションです。

 

今回も比べるのは以下の4つのタイムを切っている男子選手の人数です。

 

1.市民ランナー憧れのサブスリー3時間00分。

2.それなりの練習量が要求される2時間50分。

3.ある程度の才能が必要となる2時間40分。

4.実業団レベルに近づく2時間30分。

それぞれのタイムごとに、横軸を開催年、縦軸を人数としてプロットしてみました。

 

ちなみに、2018年や2019年の全体成績は以下のエントリを参考に。2018年は小雪が舞ってガチガチと震え、2019年は蒸し暑くて汗がダラダラと流れるレースでした。

 

harehashire.hatenablog.jp

 

harehashire.hatenablog.jp

 

そして、2020年の結果はこうなりました。

 

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今年はどのカテゴリーの選手も好記録に恵まれました。サブスリー達成者はなんと1269人!過去最多の人数です。今年は全体のエントリー数も過去最多の4051人を数え、多くの人がヴェイパーフライネクスト%を履いていた影響も大きかったと思います。

 

エリート選手も素晴らしい成績をあげました。大会記録はハムザ・サリ選手によって更新されましたし、青山学院大学の吉田祐也選手は初マラソンで見事な記録を出し、パラ陸上の道下美里選手も自身の世界記録を大幅に更新しました。 

 

実際、今年の気候はとても走りやすいものでした。ただ、気持ち良くて走りやすいだけに落とし穴もあります。日差しによって知らないうちに汗が乾いてしまうので、ついつい給水を怠ってしまい終盤に脚がつって動けなくなっている選手が多くいました。いい年齢のおじさんたちが倒れて苦しんで悔しがっている様子を見るとこの大会ならではのドラマを感じます。

 

私自身は6年連続で参加していますが、年々、別大の盛り上がりと市民ランナーのレベルアップを感じています。別大は「市民ランナーの甲子園」という位置づけの大会として益々、面白くなっていきそうです。

 



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