晴れ時々走れ

マラソン、トライアスロン、人生について

ギリギリボーイは損をする

人生いろいろな教訓がありますが、「ギリギリ」まで先延ばしするとロクなことはありません。不惑を過ぎて悟るのも遅すぎるかと思いますが・・・、ようやく身にしみて分かりました。ギリギリボーイは損をする。これまでの人生、何事もギリギリでくぐり抜けてきました。でも、最近は年齢による衰えなのか、ギリギリではうまくいかなくなりました。むしろ、ギリギリな行動が足枷になってしまい、ひどい失敗ばかり。そして、その振る舞いは、典型的なダメな大人の見本となりつつあります。

 

前置きが長くなりましたが、今から一ヶ月ほど前、肉離れをやってしまいました。これも「ギリギリ」が原因です。

 

11月下旬の大阪マラソンに向けて、いつものごとく練習不足のまま過ごしていました。11月に入って、ようやく、このままではアカンと気づき、「ギリギリ」になっての突貫工事で練習を始めました。そして、11月10日ごろ。その日は珍しく朝の出勤前に気合いを入れて20km近く走りました。

そして、勤務後。子供のお迎え担当だったのですが、「ギリギリ」まで仕事をしてしまい遅くなってしまったので、時間に間に合わせるために革靴でダッシュをします。朝の練習で筋肉に張りがあったのですが、このままでは間に合わんと、結構な勾配の坂道で「えいッ」とギアを上げたところ、その瞬間、ピキンとお尻の下が弾けました。

とても走れるような状況ではなく、脚をひきずってお迎えに。延長料金をとられた挙げ句に、しばらく走れないという大きな代償を払わされました。

 

結局、2週間後の大阪マラソンは回復の期待もむなしく棄権。さらに翌週のNAHAマラソンも棄権。この2レースに合わせて遅めの夏休みを設定して、旅行を楽しみにしていたのですが、結局、長期休みの間、半径2km以内から出ることもなく、ほぼ何もせずにぼーっと過ごして終わりました。

 

さらに、秋に予定していたレースは5レース全部欠場となりました。仕事、台風、台風、肉離れ、肉離れ。罰が当たったかのようです。

 

それなりに反省の気持ちで思い返すと、ここ最近は「ギリギリ」が仇になって失敗することばかりです。ゲオで借りたマンガを「ギリギリ」まで読まずにいたため、返却を忘れて2000円近く払う羽目になったり、レストランの株主優待券をギリギリまで使わずにいたら結局、期限を過ぎてしまったり、子供の送り迎えがいつもギリギリで先生たちからやや信頼を失っていたり(ついでに子供からも・・・)。

 

もう一つ思い出したので追記すると、マラソンの宿泊を誤ってダブルブッキングしていて両方を当日キャンセルしての支払いも痛かった。これもギリギリまで結論や確認を先延ばししていたためです。

 

「明日できることは、明日やる」をモットーに生きてきましたが、金輪際、改めます。「今できることは、今やる」、家庭も遊びも仕事も意思決定もスピードが大事です。なんと言っても、ギリギリボーイは損をするから。

 

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