晴れ時々走れ

マラソン、トライアスロン、人生について

ついに30秒切れず

水泳部のOB•OG戦に参加して久しぶりに50Frと100Frを泳いだ。飛び込み台からのスタートは数年ぶり。ゴーグルが外れたらどうしようと心配しましたが、意外と美しく入水。身体は覚えているものですね。

ジュボッという小気味良い音とともに水に包まれる。指先から胸、太腿、足先へと水が滑らかに流れてゆく。肌がキュッと引き締まる感覚を久しぶりに味わい、この瞬間を味わえただけでも水泳をやっていて良かったと思いました。

 

しかし、それと裏腹に泳ぎは全くダメ。身体が浮かない。プルは水を捉えず、キックは空回り、水とケンカしてしまう。50mプールが果てしなく遠い。ああ、こんなに長かったっけ?後半は床のラインが見える度に残り5mと錯覚しては裏切られる。

 

50Fr   30秒15

100Fr 1分9秒73(33秒60、36秒13)

 

タイムは期待していなかったとはいえ、予想を大きく下回る。ああ、ついにここまで遅くなりにけり。初めて本気で泳いでも30秒を切れない記念すべき年となってしまった。

 

ただ、40歳を過ぎて一つのメルクマールができたことは良かった。ありのままの現状を知る良いきっかけになった。

 

人は自分の最盛期を忘れられない。「昔はこれくらい泳げた」などと過去の栄光に縋ってしまう。自分のプライドを保つ一番良い方法は、現実を知らずに過ごすことだ。そうすれば「今もこれくらい泳げる」と錯覚し続けられる。泳げば否応なく厳しい現実にぶちあたるが、泳がなければいつまでも自分を騙せてしまう。

 

Facebookのプロフィール写真のように人は自らの過去の若さや見栄えにとらわれてしまう。いつまでも、あの時の自分でいたい。写真と実物、全然ちゃうやんけーと突っ込みたいことが多々ある。でも、やはり老いや劣化を含めて現実を受け入れることが大事だと思う。

 

ダメだと認めたところから始まる一歩がある。

 

衰えた身体だけれど少しでも速くなれるようスイムを頑張る(元に戻そうなんて思わない)。劣化した脳だけれど少しでも成長できるよう学び続ける。

 

今の場所でくすぶらずに炎を灯し続ける。生かされている、生きるとは、そういうことだと、大文字の送り火を見ながら思う。

 

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