晴れ時々走れ

マラソン、トライアスロン、人生について

佐渡トライアスロン2019⑦ ラン前半

いよいよラン編です。2ヶ月前の記憶を頼りに何とか書き切ります。

前回はこちら。

harehashire.hatenablog.jp

 

20kmほどバイクの残りの区間を走って、ようやくトランジッションエリアに戻ってきました。2回も昼寝をせざるを得なかったわけですが、途中で力が出なくなったのはハンガーノックが原因かも知れません。(ちなみにハンガーノックについてはこちらの記事も参考にどうぞ。)

 

harehashire.hatenablog.jp

 

久しぶりのロングだったので補給食にはかなり気をつかっていました。30分おきに「もぐもぐタイム」を設定してエネルギー切れを防ぐようにしました。その結果、バイクで食べた食事内容はこんな感じです。

 

エナジーゼリー5個、1000kcal。

おにぎり2個、400kcal。

豆大福5個、1000kcal。

タブレット たくさん。

 

トータルで摂ったエネルギー量としては十分だと思います。しかし、どうやら内臓がやられていたようです。そして、過呼吸も起こしていたのではないかと思われます。ここあたりが複合的に作用してハンガーノックのような作用を及ぼしたのではないでしょうか?

 

毎回、補給食のメニューには悩みます。一番多く積んだのはエナジーゼリー系。スイム後で水分不足になっている序盤は美味しく味わえるのですが、2時間くらい走ると飽きてしまいます。特にぬるく温まったゼリーは不味いです。オリンピックディスタンスなど心拍数が上がって息が切れるレースの場合は、ゼリーは飲みやすくて重宝しますが、呼吸が落ち着くロングではしっかりと食べられる固形物がいいですね。

 

そういう点で良かったのがおにぎり。一つは赤飯、もう一つは梅干しの入ったおこわを用意しました。数日前にスーパーで買って消費期限が切れていましたが、口の中でもぐもぐと噛みしめると米の味が美味しかったです。特に唾液が炭水化物を糖分に分解する感じが酵素や細胞レベルで伝わってきました。ただし、食べる時には注意が必要です。昔、宮古島トライアスロンでおにぎりを食べながら咽せてしまい、鼻腔に米粒が体調に入ったことがあります。その時、手鼻を咬んだのですが、鼻から米粒が噴射されて驚いたことを鮮明に覚えています。

 

最後に、スーパーで買った豆大福の5個入りパックを終盤戦で投入しました。しかし、数時間も背中のポケットに入れっぱなしの豆大福はかなり悲惨な状態になっていました。太陽と身体の熱に温められてぐちゃぐちゃな状態になり、もはや大福の形をとどめていません。パックからこそぎとって食べようとしますがビローンと手にくっつきます。ハンドルはベタベタに。これは失敗でした。

 

さて、トランジッションエリアに戻ってからはゆっくりとトイレを済ませて、ランのスタートラインに向かいます。大幅に順位を下げてしまいましたが、気持ちを新たに逆襲を始めます。設定は5分/kmのペースでフルマラソンを3時間30分を切ること。2回の昼寝のおかげで体力も回復して、2周回のうちの1周目は1時間42分くらい。快調なペースです。

 

ここまま行けばサブ3.5はいけるだろうと皮算用しますが、そんなに簡単には終わらないのでした。

つづく。

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