別大マラソン2018①ドキドキソワソワ
いよいよ第67回別府大分毎日マラソンが間近に迫ってきた。
ソワソワと落ち着かない。まるで、学生時代の部活の大会前のよう。早く終わって欲しい気持ちと、まだ始まって欲しくない気持ちがない交ぜになっていて、1割くらい心拍数が上がっている感じだ。
ドキドキの背景にあるのは期待と恐怖。練習を積んできたから脳が期待している。一方で、練習を積んだのに結果が出なかったらと怖れていると。いずれにせよ、しっかり準備をしてきたからこそドキドキできる。
アドレナリンは恐怖を感じたときに出る。そして、アドレナリンのおかげで爆発的な力を発揮できる。今年もドキドキの力を借りてベストを更新したい。
当日のレースプランを考えるだけで楽しい。気候コンディション、前半と後半ペースの構成、攻撃的、守備的なフォームの選択、補給の計画、いろいろとシナリオを描く。うまく演じられるかは別にして。
ドラマティックにするためには演出も必要だ。去年、足の豆が潰れて血塗れでピンチに陥ったようなものは、なるべく避けたいけれど。
登場する役者は、全国から集まる名も知らないランナーたち。一緒にダンスを踊ってくれるのは誰?どんなシンフォニーを奏でてくれる?彼ら彼女たちの存在が気持ちを昂らせてくれる。
最後に、iPS細胞研究所の山中伸弥教授が出場することを祈ります。不正研究をめぐる問題の責任を感じて自粛しないで欲しい。きっと、この日のために練習してきたと思う。記者会見で引き締まった表情を見ながら、そのことばかり考えていた。
仕事と私生活は別。自粛など意味はない。元気な姿を見せることが、払拭につながる。山中先生には思いっきり駆け抜けて欲しい。これは、全ランナーの気持ちであり、研究を応援するみなさんの気持ちだと思います。
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