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晴れ時々走れ

マラソン、トライアスロン、人生について

スーパー玉出をゆく

いよいよ大阪マラソンが迫ってきました。

仕事やら体調不良やらいろいろとあり、相変わらず走れていません。さすがにこのままではマズイと週末ようやく30kmと20km走を行いましたが、まったく脚力・体力が足りないことを認識させられてショックでした。もう一週間を切りましたが、直前まで走りこんで強制的にリハビリをして吉と出るか凶と出るか、その結果に賭けるしかありません。

 

さて、大阪マラソンに向けて、もう今さら長い距離を走る人もいないと思いますが、おすすめロング走の番外編を書きます。その名も「スーパー玉出をゆく」。

 

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大阪でナイトランをしていると目につくのがスーパー玉出です。昼間はそこまで目立たないのですが、夜になると黄色の看板が煌々と輝き存在感を増します。夜空には花火を模したイルミネーションも点滅します。スーパー玉出は24時間営業が中心の激安スーパーですが、「玉出」の文字と独特のデジタルサイネージが刺激的にアピールするため、関西圏以外の方の9割9分はパチンコ屋だと勘違いします。

 

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さて、「スーパー玉出をゆく」を実施したきっかけは、走っているとやたらスーパー玉出に遭遇するので、せっかくだから各地の玉出を巡るコースで帰宅してみようと考えたことです。グーグルマップを見ながら、次の玉出、その次の玉出と進んで行きます。灯りが少ない地域では砂漠のオアシスのごとく見えます。あの眩しいほどの明るさは、防犯にも貢献しているのではないでしょうか。

 

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今回の「スーパー玉出をゆく」のように、あるテーマを軸にしたコンセプトランは意外と面白いです。街歩き、寺社めぐり、スタンプラリーと似たような感覚であり、練習というよりは散策です。そして、コンセプトランはそれこそ同じ街においても、いろいろと設計できます。橋めぐり、駅めぐり、札所めぐり、路地めぐり、などなど視点を変えれば様々なコースが生まれます。ちなみに、ある友人は大阪市内の区役所めぐりを決行しました。炎天下のなか24区すべて回るのは相当な苦行だったようで途中でリタイアしていましたが、Lineに次々アップされるセルフィー画像からは楽しさが伝わってきました。

 

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コンセプトランは練習効果においてもメリットがあります。まず、いつもの練習とは違い、個人の興味・関心が動機づけになっているので気持ちがだれません。次に、こうした練習はペースは上がらず、距離もそれほど稼げませんが、動き続ける時間は長くなります。LSDは距離よりも時間が大事とも言われます。ゆっくり長く運動することは、心肺機能や筋力の強化において効果が小さいかもしれません。一方で、長時間の運動は、手足の毛細血管に酸素や栄養分が行き渡りやすくなり、マラソン向きの身体ができあがります。サブ2.5のベストタイムを持つ先輩は、長時間の街歩きやショッピングにもLSD的な効果があると思うと話していました。

 

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ということで「スーパー玉出をゆく」ロングランの紹介でしたが、ちなみにスーパー玉出大阪マラソンのコース沿いにも3店舗あります。さらに少し道を入ったところを含めれば、もっと多くの玉出に出会えます。何より、発祥の地、西成区玉出も通ります。いつの大阪マラソンだったか、スーパー玉出のドデカイ電光掲示板に亀田興毅選手が映し出されたときはその想定外のインパクトに苦しさを忘れ、「どんなもんじゃい」と気持ちが昂り元気をもらいました。

 

スーパー玉出をゆく」。

この一際、黄色いスーパーは単なる見せ物的な楽しさや面白さだけではなく、時にはそこを走る人々の心に光を投げかけ、奮い立たせ、後押ししてくれるのでした。

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