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晴れ時々走れ

マラソン、トライアスロン、人生について

エレベーターに乗る人々

ベビーカーで移動するときは駅などでエレベーターを使います。ところが、エレベーターはすでに健康そうな方々で一杯のことがあります。大きな荷物を持っているわけでもありません。ベビーカーを乗せられるスペースはなく、「あ、いいですよ。先にどうぞ」と言いながらエレベーターが戻ってくるのを待ちます。

 

せいぜい1フロアの移動です。なぜ、すぐ近くのエスカレーターや階段を使わないのでしょう?当然、誰にでもエレベーターを使う権利はあります。乗っている方々に悪気はないのでしょう。ただ、世の中にはエレベーターでしか移動できない人がいて、健康な人が率先してエレベーターに乗るということは、必要とする人たちを押し出しているという単純な構図を知って欲しいものです。そして、1フロアくらい自分の脚で登った方があなたの健康にとっても良いですよ、と伝えたい。

 

ということで、今回は、日常生活で積極的に身体を使いましょうという話です。

私は普段、一人で行動するとき3フロアくらいの移動は原則、階段を使います。エレベーターもエスカレーターも乗りません。かれこれ15年以上こうした行動を続けていると、習慣になり、今では自然と脚が階段に向かいます。階段を上ると最初の頃は息が切れるかもしれません。でも、続けていれば、すぐに軽やかに上れるようになります。筋肉やバランス力が身につき、けっこうな運動効果が得られます。

 

駅のホームで電車から降りた人たちが、エスカレーター前に溢れ返っている光景を見るたびに、現代人はなぜ、そこまで歩くことを避けるのだろうと思います。人間、いつかは自らの力で歩けなくなる時がやってきます。若き日に当然のようにあった筋肉は消え去り、骨はもろくなり、神経は鈍くなります。どんなに歩きたくても歩けないのです。

 

そう考えれば、歩くことにもっと真摯に向き合うべきです。立ち上がったばかりの子供を見ると歩くことの根源的な歓びに気づかされます。小さな足でバランスをとりながら、前に、横に、後ろにステップを踏むことが嬉しくてしょうがないようです。転んでも転んでも立ち上がって前に進んでいきます。階段を見つければ興奮して何往復も上り下りします。ジャンプの真似ごとをして1ミリでも足が浮けば満面の笑みを浮かべます。

 

身体を動かすことは人生を豊かにします。地下鉄に乗らず、景色を眺めながら外を歩けば空気から季節を感じたり、街の一角にお店や小さな祠を発見したりできます。脳はリラックスするとともに、適度な刺激を受けて、思わぬアイデアも浮かびます(ブログネタも)。そして、何より身体を動かせばお腹が減るわけで、お腹が減ればご飯を美味しく食べられます。空腹こそ最高の調味料です。

 

価値観は人それぞれなので、押し付けてもいけませんが、日々の生活における身体性をもっと大事にして欲しいと感じます。ということで、駅などのエレベーターは不必要なときに乗るのを避けましょう。

 

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