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晴れ時々走れ

マラソン、トライアスロン、人生について

【奈良リレー】走るつながり

マラソン 社会

職場の仲間と第3回奈良リレーマラソンに参加してきました。

橿原神宮の近くの陸上競技場を会場に、ランニングサークルや会社のチーム、中学校の駅伝部、小さなお子さんが走る、ほのぼのとした大会です。

リレーマラソンはあまり経験がなかったのですが、想像以上に楽しかったです。

 

普段のマラソン大会ではどうしても同じくらいのレベルや同年代の選手と話すことが多くなります。一方、リレーマラソンでは様々なレベルの選手が同じチームでタスキをつなぎます。いろいろなレベルの選手が一緒に楽しめるという点でリレーマラソンに勝るスポーツはないと思います。

 

今回、特に感じたのはランニングのコミュニケーションツールとしての力です。

特にリレーマラソンでは同じチームのメンバーとして走るので上司と部下の関係もなくなります。「釣りバカ日誌」のハマちゃんとスーさんのごとくです。ずいぶんと上の役職の方につい、「速いっすね~」などとやや上から目線の微妙な敬語を使ってしまい、言葉を発した瞬間どうしたものかとたじろいでしまいましたが、上司も気にする様子はありませんでした。接待ゴルフ(経験ありません)ではヨイショの空気が強いのに対して、マラソンは同志のような関係性になるような気がします。みんなが同じ苦しみを味わうからでしょうか?

 

年をとるにつれ人間関係を開拓することが億劫になってきます。そうした壁もとっぱらってくれます。部署が違い、初対面の方が多いチームでしたが、3時間ほどのレースの間に自然と親しくなります。チームメイトが走っている間は子守りをします。仲間が順位を上げれば嬉しいし、抜かされれば頑張れと声援を送ります。職場では頑張れと励ますことはないのに、スポーツではこんなにも簡単にエールを送ることができます。

 

いい年をした大人が汗を流して一生懸命にタスキをつなぐ。そこに速さは関係ない。それぞれのペースで頑張ることが大事。そして、その頑張りを共有する。全国各地でリレーマラソンが増えているのも分かる気がします。

 

地域社会のネットワークが薄れていく中で、これからの時代は、趣味を通じた緩やかなつながりがより必要とされます。思想や信条など同じ目的を持った純度の高い関係性も大事だとは思いますが、こうした緩いつながりを増やして、社会からの孤立を減らしていくことが、世界の平和につながるのではないのかと、大げさなことを考えた一日でした。

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